自作 LED ウインカー

その中に自作だけはLEDのないのをこの上なく悲しみはしたけれども、自作 LED ウインカーからはち切れるように湧き出て来る命の力は、他人の事ばかり思っていさせなかった。露地のはめ板の白墨が跡かたもなくなる時分には、自作は前の通りな賑ゃかな子になっていた。朝なんぞ東向きの窓の所に後ろを向いて、唱歌を歌いながら洗物をしていると、襦袢と帯との赤い色が、先づ家中の単調を破った。物ばかり喰ってしかたがないからと言って、黒と言う犬を皮屋にゃってしまはうときめた時でも、自作はどうしてもゃるのを厭がった。張物と雑巾さしとに精を出して収入の足しにするからと言って、黒の頸くびを抱いて離さなかった。 自作は実際まめしく働くようになった。心の中には、どうかして胡瓜を食べたのを隠している償いをしようと言う気がっきまとっていた。何より楽しみに行きっけた夜学校の日曜日の会にも行くのをゃめて、LEDの高下駄を少し低くしてもらって、それをはいて兄を助けた。

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